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認知症の母と俺 1

認知症の母と俺 1

この記事は以前のブログで2018.09.18に書いたもの・・・



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認知症の母と俺 1


母が認知症になったのは四年と数ヶ月前。
一人っ子の俺はその間、一人で介護をしていた。
最初の頃は自分の足で歩いていたが、今は車椅子生活だ。

母の認知症はレビー小体型認知症
特徴は幻視が見える事だ。
それに加えて認知症の症状がプラスされる。
居もしない者が見えたりし、それに妄想が加わる。
「お前この人達にお茶を出しておくれ」
「この人達は私が話しかけても無視をする」
という具合だ。
妄想が加わると手のつけようがない。

認知症の人に対してNGワードがあるらしい。
俺も最初の頃は変な事を言ってきた時話を合わせていた。
が年月が経つとそれも疲れる。
今では居ない者は居ない、妄想で変な事を言ってくる時はそれを正す。
専門家や、他人がその対応は間違いだと言われようが、それは綺麗事に過ぎない。
親子だがそれ以前に人対人でもあるのだから。

認知症の症状が軽い時はデイサービスに行かせていた。
だが、ある時、母は夜中に家を抜け出し夜間徘徊をし、道端で転んでいた。
救急車で病院に運ばれた経緯がある。
それからはショートステイというサービスに母を預ける様になる。
夜間まで一人で注意しながら介護をするのは到底無理だ。
ショートステイはデイサービスと似ており、ただ違う事は宿泊出来るという事だ。
母方の兄妹からは色々言われたが、介護の大変さを知らないで口だけを挟んでくる。
未だにショートステイに対して違う認識があるようだが無視している。
ショートステイは宿泊は出来るが国が定めた色々な制約がある。
万能ではないという事だ。
その制約とは一ヶ月の利用制限や介護認定の有効期限の半分しか利用できないという事だ。
介護認定の有効期限が一年とすると、半年の日数しか利用が出来ないという具合だ。
母は要介護4なので特別養護老人ホームを使える様になった。
介護保険が適用出来る寝泊りが出来る施設だ。
早くそちらに移行したいのだが、なかなか調べる時間や暇がない。

どちらにしても、先ずは金の問題が出てくる。
介護に関して綺麗事を並べる輩もいるが要は金なのだ。
金がなければ24時間自宅介護をするしか道はない。

これが現状であり現実なのだ。



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この記事を今読んで・・・

この頃は母の認知症という病気に対し

介護という事に対して悩んでいた

この感情を何かにぶつけたい

一人で介護をするという事の限界をひしひしと感じているように思う

この当時は本当に疲れ切っていた

母の認知症に対し戸惑っている

この先の未来に対し終わりのない介護に不安を感じている

母に対しての優しさより負の感情が上回っている

一生懸命だったが、何かが空回りをしている

今の私がその時の介護生活を考えると自分中心の考え方

何故私だけが・・・という感情が大きかった

それではダメな事は分かっている

でも今の私がその当時の事をもう一度できるかというとできないと思う

当時は当時なりに頑張っていたんだなと・・・

その当時の自分を褒めてもいいんじゃないかと思う






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~ Comment ~

NoTitle

このところバタバタしていて読み逃げしておりました。

わたしも「なんか変、なんか違う・・・?」と思い始めた頃はそんな母の状況が受け入れられずジタバタしていました。ジタバタアタフタしている自分が情けなくて自分をコントロールできないことが腹立たしくて母に八つ当たりしては自己嫌悪に陥って・・・もがいてアップアップ。こればかりは当事者にしかわからないことで、もちろん当事者といえどひとりひとり違うから「わかるわかるその気持ち・・・」なんて軽々しく口にできることじゃありません。
 ただ、こんな苦しい時間があったから、“初体験”の「老い」に対する母の不安がどれほど大きいものか、だいぶ後になってからですが多少なりともイメージすることができてわたしなりに寄り添えるようになったかな、と思います。
 介護ってね、親のため、というより、後になってできるだけ悔やまないですむように、自分のため、自己満足の世界でした、わたしの場合はね。まったく悔やまれることがないなんてことは有り得ないしもっともっとやれることがあったはず・・・と思っているうちそろそろ一年になってしまいました。

>ぶぅみ・んさん

介護の話になるとぶぅみ・んさんは過去の事を思い出してしまうのでは・・・
コメント等は気になさらずに^^

この記事は以前のブログで書いたものなんですが、今読むと何となく心が痛い感じになります。
この時に今の考えで接していればという気持ちが大きくなります。
ですが、それは私自身が辿ってきたリアルな介護生活なので、改めて目を向けてその当時の事を客観的に見てもいいのではと思い、このシリーズを連載しようと思いました。

この当時、介護をやっている方々とツィーターで繋がっていたのですが、後悔と優しさと悩みのループをみんな抱えていました。
自己嫌悪が大きかった私にとってその繋がりは、私だけの悩みではないんだとホッとしたことがあります。

未だ介護を続行中ですが、これからの不安は歳をとっていくごとに大きくなっていくと思います。
今までの介護生活を踏まえたうえで、お互いが力を使わない距離感で物事を考えられればなと思っています。
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