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鬼の血脈

鬼の血脈

「鬼」という者はどこから来たのか

古き伝承にも度々出てくる「悪しき者」

そのルーツを辿ると神話の世界をさ迷う事になる

しかし・・・

「鬼」は実在する

無垢な赤子が成長するにつれ

無垢な心の中に芽生える、時代の流れに存在する一点の黒

それが種であり芽へと息吹くのだ

理性というものは本能の下層にある

理性を失った時・・・それは真逆である

人は結局、本能が幹であり

理性というものは枯れ葉の様に散っていく葉の様なもの





太極図の均等が崩れ落ちる時

鬼が生まれる

鬼と化したものは忌み嫌われるが

本来、その種は誰しも持っている

一番、恐怖する事は

異形の姿をした「鬼」より

人としての体を持った「鬼」・・・





鬼士 氏江と鬼龍院 雪は運命の糸でめぐり逢い、惹かれ合う


鬼の血の血脈




短命な鬼の血の血脈は子孫を残そうと惹きあうのだろうか

その血脈を絶えさせない様に・・・薄めない様に

本来の異形の鬼の血を引き継ぎし者は気高く神聖視されていた

それが時と共に忌み嫌われるようになる

時代の波の中、異形の鬼達も時の圧力に捻じ曲がった心を宿す

鬼士 氏江と鬼龍院 雪との間に生まれし子は・・・

どう今の時代を歩むのか・・・

鬼士 氏江と鬼龍院 雪は生まれし我が子に自分達と同じ苦悩を背負わせるのか・・・





二人は互いの頬に手を当て互いの存在と血脈を確かめ合った

そして互いの手のひらにぬくもりがある事に気付き、一筋の涙を流した





「鬼の血の色は曼殊沙華
鬼と人の狭間で乱れ舞う
曼殊沙華の根が朽ちるまで

人が曼殊沙華を忌み嫌う様に
呪われし血脈は痛みを覚え花開く
金色(こんじき)の眼(まなこ)と異形の姿はその証
血が沸き立つことなかれ」

鬼士 氏江と鬼龍院 雪は生まれし我が子にこの唄を子守歌代わりに聞かせるのだった






end






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~ Comment ~

NoTitle

二人は結ばれていたんですね
そして新たなる宿命を背負った血が・・


この世を見ていると・・・姿形など関係なく鬼は居ると思います。
己の欲望を満たす為だけに生きている者達、悪びれる事も無く何をしても自由は権利だとまで言い放つ輩達

私の中の鬼が解放されるなら、そういった輩を食い尽くしてやりたいですね

でも理性の鎧が重くて重くて脱げそうにないですが(;^ω^)

>矮星さん

本当は四話完結だったのですが、何となく尻尾を切られたトカゲのようで物足りないなと感じ、完結の一話を付け足しました。

写真の方が使い回し感が出てしまってちょっと残念だなとも思っています^^;

悪意を持った悪と無意識の悪・・・色々と悪はありますが、この二人の悪というのは、悪と呼ばれるのかなという矛盾を描きたかったです。

私的には無意識の悪が一番厄介だなとも思います。
どちらにしろそういう輩は、狐小僧が成敗してくれると思います(; ・`д・´)
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