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認知症の母と俺 5 母が重度の肺炎になる4

認知症の母と俺 5 母が重度の肺炎になる4

この記事は以前のブログで2018.09.30に書いたもの・・・



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母は当初の予定通り二週間で退院することになった。


入院してすぐの時にドクターからもしかしたら最悪の事も考えておいた方が良いと告げられ、その時の病院側の対処も質問された。
ようは、延命治療をするか否かである。
母は事ある毎に延命は嫌だと言い、俺も母の歳を考えればそれでいいと思っていた。
こういう判断をする時、俺しかいないという事、相談する人が他に居ないという事はかなりのプレッシャーだ。
母が認知症になり色々な契約やサービスを使うにあたって一人で全てを判断するという事の重さを毎回感じる。


数日前に母が退院後どうするかという話をケアマネと話していた。
母は実家に帰ると布団で寝ない・夜も遅くまで起きている・わがままばかり言い生活リズムが狂う・・・等・・・こんな環境ではまた肺炎がぶり返す恐れがある。
退院後は直接ショートステイに預けるという事をケアマネに告げる。
ケアマネの言う事では退院の時点でショートステイの部屋が空いているかどうかが問題だという。
ショートステイ側も同じ見解だ。
そうなれば実家で母を介護するか、退院時期を遅らせるかと二択となる。
それだけはどうしても避けたかった。


そして病院から連絡が入り退院許可が出たという。
その電話を掛けてきたのは看護師ではなく退院に至って事務処理をする部門だと思う。
退院日を決める訳だが、なるべく早くという事で日取りを暫定的に決める。
病院側はもうその時ケアマネとショートステイ側に連絡を入れていた。
俺はその後、直ぐにケアマネに電話をし事情を話すと既にショートステイ側に部屋の空きを確認していた。
そしてショートステイに電話をすると病院とケアマネからは連絡が入っており部屋の確保をしているところだと言う。
そうしているうちに病院から連絡が入りショートステイで部屋が空いたので明日の退院で決定するかと尋ねられる。
俺はホッとし、お願いしますと答える。
病院側はケアマネとショートステイにはこちらで電話を入れておきますという。
「病院」「ケアマネ」「ショートステイ」の三者の連携の速さに驚いたのと感謝をする。
今のケアマネ、病院、ショートステイを選んで本当に良かったと思った。


そして母が無事に退院することになった。
顔色もよくなり、笑い顔も出てきた。
相変わらず、何を言っているのか支離滅裂ではあるが。
俺が今日は退院だと言ってもあまり理解していないようだ。


母の体調の事も心配であったが入院費の事も気がかりだったが想定内で収まった。
これに当たっては「負担限度額認定証」が役に立った。
これはショートステイや特別養護老人ホームや入院に関して「居住費」と「食事代」の費用を減らしてくれるものだ。
市役所で書類をもらい記入後、審査をし発行されるものだ。
この認定書のお陰で予算内で収まったのだと思う。


退院手続きを済ませ、母を車に乗せる。
母はこれからどこに行くのと言う。
俺は仕事場に行くんだよと答える。
母の中ではショートステイの事を仕事場と言い、そこで仕事をしているという事になっている。
母は今日は何曜日、と言う。
土曜日だよと言うと、土曜日は仕事は休みだよと言う。
母は実家に帰りたいのだろう。
もうこの話をしているとキリがないので俺はだまった。


ショートステイに着き、母をスタッフが向かい入れる。
スタッフも良かったねと笑顔で対応してくれた。
母が今日は土曜日みたいだから仕事は休むとスタッフに言っていたがスタッフは言葉巧みに母を説得する。
さすがプロだな・・・


俺はというと母を車椅子から車に乗せる時に腰を変な風に捻ってしまい、ヤバいな、と思ったら案の定、次の日、腰に激痛が走る。
一人で歩く事も困難で整形外科に彼女の付き添いのもと診察を受ける。
それから一週間寝たきりの状態になってしまった。
自立して歩けるようになったのは更に一週間後となる。
思わず、なんでこうなんだろうな、と失望してしまう。


今回のような事はこれからますます増えてくるだろう。
その時の対応をいつも考えておかないと大変な事になる。
気持ちの緊張状態は常に付きまとう。
俺の場合はショートステイを利用しているが自宅介護をしている人の事を考えると、まだ俺は恵まれているのだなと思う。




認知症の母と俺 4 母が重度の肺炎になる3



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この時の事を思い出す

退院が決まった時点で大体の入院費を聞いていたが、実際の入院費が分かるまでは不安でしょうがなかった

介護をするにあたってケアマネの存在は大きい

介護を一人でしょい込んでいる人は沢山いる

そこでケアマネの存在というのはとても大事だと思う

なかにはケアマネと相性が合わないという事もある

私はたまたまいいケアマネに出会った

この当時のケアマネとの付き合いは7年になる

今回、特養に移動の際、特養側のケアマネを付けるという事になりこの当時のケアマネの契約は切れた

今までの感謝の気持ちは言葉では言い表せない

そして特養側のケアマネもとてもいい人で頭も切れ先の先を読んでくれアドバイスをしてくれる

特養に入る時も一人で決断するシーンが何回かあったが、ケアマネがいる事で少しその負担が減った

これからもケアマネと色々と話す機会があると思う

お互いにいい付き合いが出来ればなと思う






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